沖縄県にて、建築物の超音波探傷検査を行って来ました。今回の鉄筋継手部分は、1階柱のガス圧接継手部分でした。
建築物の柱については、梁と違って継手部分の本数は多いのですが上筋や下筋がない分、探傷検査は比較的にスムーズに行うことが出来ます。
柱の外観検査における注意点:鉄筋継手部分が縦にガス圧接されている為、折れ曲がりに注意する
柱の探傷検査における注意点:柱によっては鉄筋同士の隙間がなく、探触子が隙間に入らないことがある
まとめ
・探傷検査の対象:鉄筋継手部の柱部分 ・鉄筋継手工法:ガス圧接 ・検査対象の鉄筋径:D22/D25(SD345) ・検査対象のロット数:3ロット(90本) ・超音波探傷機器:専用機器(USG-27A) ・専用探傷機器の設定:基準レベル+24dB |