新築工事やリフォームなどでシックハウスになる可能性があります。それは、工事の際に利用する建材接着剤などが原因だと言われています。建材や接着剤などからトルエンキシレンが室内に放散して人体に悪影響を与えます。工種や建材、含有する可能性のある成分、成分名などを挙げて詳しく説明します。

木工事

・木工事(構造)に集成材(中断面)を建材で使用する際に硬化型酢酸ビニル樹脂系エマルジョン水性ビニルウレタン系接着材を使用することが多いのですが、成分に酢酸エチルやポリビニルアルコール、トルエンなどが含まれています。

・木工事(壁)に合板やパーティクルボード、木工用接着剤(酢酸ビニル樹脂系接着剤、硬化型酢酸ビニル樹脂系エマルジョン)、金属用接着剤(エポキシ樹脂系接着剤)を使用することが多いのですが、成分にメタノール、酢酸エチル、フタル酸ジブチル、酢酸ビニルモノマー、エピクロロヒドリン、変性アミン、キシレン、p-フェノールなどが含まれています。

・木工事(造作)に合板やパーティクルボード、集成材(レゾルシン系接着剤、硬化型酢酸ビニル樹脂系エマルジョン、水性ビニルウレタン系接着剤)、塗料、木工用接着剤などを使用しますが、成分にビニルピリジンラテックス、酢酸ビニル、トルエン、酢酸エチルなどが含まれています。

断熱工事

・断熱/防露/防音工事の際に断熱材(グラスウール、押出発泡ポリスチレン、硬質ウレタンフォーム、高発砲ポリエチレン)や断熱材用接着剤(酢酸ビニル樹脂系溶剤型接着剤、酢酸ビニル樹脂系エマルジョン型接着剤)、繊維系断熱材用接着剤(クロロプレンゴム系接着剤)が使用されますが、成分にメタノール、酢酸エチル、フタル酸ジブチル、酢酸ビニルモノマー、トルエン、n-ヘキサン、キシレン、トリクロロエタン、フェノール、スチレン、ベンゼン、酸化プロピレン、ヘキサンなどが含まれています。

タイル工事

・タイル工事(内装)の際にタイル接着剤(エポキシ樹脂系接着剤、アクリル系エマルジョン型接着剤、合成ゴムラテックス系接着剤)が使用されますが、成分にエピクロロヒドリン、変性アミン、キシレン、メタノール、p-フェノール、アクリルモノマー、トルエンなどが含まれています。

塗装工事

・塗装工事の際に油性ペイントや油性ラッカー、油性ニス、水性ニス、耐熱防火塗装が使用されますが、成分にヘキサン、キシレン、キュメン、ジエチルベンゼン、酢酸エチル、ブタノール、メチルイソブチルケトン、トルエン、酢酸ブチル、エチルベンゼン、イソプロピルアルコール、エタノール、変性アミンなどが含まれています。

内装工事

・内装工事(床)/木フローリング工事の際に合板やパーティクルボード、木工用接着剤、仕上げ材(ワックス、ウレタンコーティング、エポキシコーティング、アクリル塗装)が使用されていますが、成分にトリメチルベンゼン、酸化プロピレン、変性アミン、キシレン、メタノール、p-フェノール、アクリルアミド、アクリル酸、アクリル酸メチルなどが含まれています。

・内装工事(床)/プラスチック系床タイル工事の際に半硬質ビニルタイルや軟質ビニルタイル、ホモジニアスビニルタイル、レジンテラゾー系タイル、ビニル層積層シート、発泡層のない不織布積層シート、クッションフロア、接着剤などが使用されていますが、それらにポリ塩化ビニル、可塑剤などが含まれている可能性があり、成分にフタル酸ジオクチル、酢酸ビニルモノマーなどが含まれています。

・内装工事(床)/床タイル工事の際にエポキシ樹脂系接着剤などを使用してものが多いです。成分にエピクロロヒドリン、フタル酸ジオクチル、変性アミン、キシレン、メタノール、p-フェノールなどが含まれています。

・畳工事には、スチレン畳(断熱材)などが使用されており、成分にスチレンが含まれています。

・内装工事/装飾/間仕切/塩ビのクロス貼りなどには、ビニルクロスやビニル樹脂用接着剤、水性ビニルウレタン系接着剤、ポリウレタン系接着剤などが使用されており、成分に塩化ビニルモノマーや酢酸ビニルモノマー、トルエンキシレン、酢酸エチルなどの成分が含まれています。

まとめ

建材や接着剤の成分にキシレントルエンが入っていないか?をチェックすることによりシックハウスを未然に防ぐことが出来ますが、特に断熱材塗料塩ビ系のクロスなどは有害化学物質を見落としがちなので注意が必要です。業者に依頼する場合は、建材だけではなく接着剤の成分まで細かくチェックしましょう。

 

シックハウスの特徴や対策、測定方法などについては室内環境空気測定|シックハウスのページを参照して下さい

 

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