VOC

 

VOCとは

VOCとは揮発性有機化合物のことをいい、沸点が50-100℃、240-260℃の有機化合物の総称です。

VOCにはアルカン類、芳香族炭化水素、テルペン類、ハロカーボン類、エステル類、アルデヒド、ケトン類などが含まれています。例えば、住宅のワックスなどに含まれているのはハロカーボン類です。ヨーロッパでは、これらの分類ごとにガイドライン値を設定しています。(WHO)

アルカン類の特徴

アルカン類は、鎖状構造の飽和炭化水素です。可燃性であり、常温での炭素数は1~4個の場合は無色無臭の気体ですが炭素数が5~17になると液体となり、それ以上の高級アルカンはろう状の白色個体です。水には溶けませんがベンゼンなどの炭化水素系溶媒に容易に溶けます。

芳香族炭化水素の特徴

芳香族炭化水素は、ベンゼンと同様の化学的性質を有する炭化水素化合物の総称です。ベンゼン系と非ベンゼン系があります。高い安定性があるために合成が容易で置換反応を受けやすいため、有機化合物の中でも重要な部分を占めます。

テルペン類の特徴

テルペン類は、天然にもっとも広く分布する天然有機化合物で600以上の化合物で知られています。

ハロカーボン類の特徴

ハロカーボン類は、ハロゲン化炭化水素の総称です。ハロゲンとはフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、アスタチンの総称です。

エステル類の特徴

エステル類は、酸とアルコールからできている化合物です。

アルデヒド・ケトン類の特徴

アルデヒド・ケトン類は、アルデヒド基またはケトン基を持つ炭化水素の総称です。きわめて酸化されやすいのが特徴で、ケトン類は有機性塗料や接着剤の溶媒として利用されるものも多く、広く有機合成反応に用いられています。

VOCの特徴

VOCには多くの物質がありますが、共通してる点があります。それは、常温で液体ですが揮発しやすい性質の為に空気中に気体として存在していることです。そのため、肺に気体として取り込まれて血液中に吸収されます。また、引火性が高いものも多く脂肪に溶ける性質があるために目や皮膚、粘膜からも吸収されます。VOCはシックハウスにかかる要因の1つと言われています。

VVOCとは

VVOCとは超揮発性有機化合物のことをいい、樹脂用などの高分子原料であるものが多いです。沸点が0℃以下、50~100℃の有機化合物の総称となります。低沸点のために揮発性が高いです。建材に使用されており、人体に影響を与える可能性があるアセトアルデヒド、1・3-ブタジエン、エタン、塩化ビニルなどがあります。特に塩化ビニルは、低温焼却するとダイオキシン類が発生します。VVOCもVOC同様、シックハウスにかかる要因の1つとも言われております。

 

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